Q:マッサージ師ってどのような資格?
A:養成機関が少なく、取得のハードルが高いため知られていませんが総合的手技療法を習得する資格で
所定の教育条件を3年間履修して、国家試験の合格を持って治療にあたる医療資格です。
正しくは「あん摩マッサージ指圧師」です。
現在日本の法律では、人体に手技により圧迫等を加えて治療を行うマッサージ行為は「あん摩マッサージ指圧師」と「医師」のみに許可されています。
患者の症状や病に合わせて、安全にマッサージを行うために座学と実技の専門教育を3年間履修します。
長時間で広範囲の履修課題で、体調を崩す学生もいるほど過酷でした。
最終目標は、科学的な思考を高め西洋医学と東洋医学の知識を融合させて、総合的に疾病治療ができるよう知識と実技を学びます。
私が学んだ具体的な教育内容は、
実技
900時間を費やし、鍼灸技術と共に3種類の手技を習得します。一般的な治療用ベッドだけでなく、畳の上の治療や座っての治療などを学びます。
あん摩:東洋医学をベースに、経絡やツボを刺激して全身を整える。
指圧:日本に根ずく手技療法を融合した治療です。当時から行われていたカイロプラクティックなどの矯正術や整體術などの手技も取り入れ全ての徒手療法を総括する技術名です。
マッサージ:ヨーロッパで発達した手技療法で、アロマオイルやパウダーを使用することもあります。リラクゼーションのみでなく医療技術の一つとしても行われてきました。
座学
3年間 週5日間通学しました。
Q:あん摩・マッサージ・指圧とは
A:あん摩(あんま)もマッサージも指圧も全て手指を使い治療するという点ではなんら違いはありません。しかし、あん摩(あんま)は中国に起こりその後日本に渡来してきたもので、東洋医学の考えに基づき、穴(ツボ)や経脈を用いて薄い衣服の上から施術し、身体の中心部から末梢の方向へ刺激を与えます。
マッ サージはヨーロッパに起こり、その後、明治になって日本に伝えられたもので、穴や経脈などを対象とはせず、血液やリンパなどの循環系を基本に考えながら皮膚に直接、またはオイルなどの滑剤を用いて施術し、あん摩(あんま)とは逆に末梢から中心へ向かって刺激を与えます。
指圧は、古法あん摩(あんま)や導引・柔道活法から発し、そこに大正初期にカイロプラクティックをはじめ米国の各種整体療法の学理と手技を吸収したもので、主に衣服の上から一点圧の刺激を遠心性に与えます。
つまり東・西・自国の手技療法を総合的に統合し、国が認めた国家資格です。
(厚生労働大臣主管)
